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年末年始にかけ、経済学関連の本を手当たり次第に読んでいる。
あくまで「関連」であり、経済学そのものではないのだが。

稲葉振一郎の『経済学という教養』。
間宮陽介の『ケインズとハイエク』。
ルーマンの『社会の経済』。

稲葉は、ケインズをもっと真に受けろ、とかつてのマルクス主義経済学の信奉者に向けて言う。間宮は、対立的に捉えられがちなケインズとハイエクの思想を、自由という側面から読み解き、それぞれが何に直面しどのような処方箋を導き出したのか、を明らかにする。ルーマン本には、ときどきケインズ的な発想が出てくるように思う。稲葉の言う「貨幣的ケインジアン」の意味で。それから今読んでいる部分で、ルーマンは「資本―労働の対立はもはや図式として意味をなさない、消費者は不当にも経済の担い手に全く位置付けられていない」と述べている。これは結構重要な指摘だ。ケインズ革命以降、家計消費(つまり需要)面の実態を考慮することがマクロ的な経済動向の最重要要因となったからだ。やはりここでもケインズとルーマンは重なり合っている。

ルーマンの「二重の偶有性」問題は、乗数理論に似ているような気がする。誤解のされ方も。ケインズ乗数理論の誤解については伊東光晴『現代に生きるケインズ』を、ルーマン「二重の偶有性」問題については馬場靖雄『ルーマンの社会理論』を参照。

これらのほかにも小室直樹の『経済学をめぐる巨匠たち』も読んだ。これはソフトな読み物としては楽しめた。

この後には、岩波講座・社会科学の方法Ⅴ『分岐する経済学』、置塩信雄ほか『経済学』、著者忘れたが『ゲーム理論の基礎』(だったかな?)が控えている。あー大変。でも三連休があるから、時間を無駄にせずできる限り読もう。
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Comment
  Qwabara [URL] #QnBE/DrA
ケインズとルーマンの類似性についての補足。
両者とも、「(合理的な)選好」に対置する形で、「期待」ないし「予期」を重視する。
そしてそれは、期待/予期こそが秩序を形成しうる、という論理ではなく、現に見られる状態、あるいは未来に生じるであろう現象について、その形成要因として期待/予期を置く。これは単なる順序の問題ではない。事態の不確実性(ケインズ)や偶発性(ルーマン)を重視するがゆえ、このような論理展開が要請される。
補足 2007.01.08 Mon 14:23 [Edit]
  Qwabara [URL] #QnBE/DrA
ルーマンは読了。後半苦しかった……。
とりあえず 2007.01.10 Wed 23:14 [Edit]
  (名無し) [URL] #-
ライフプランとは、「人生計画」と訳し、どんな人生を過ごしたいか計画すること http://cuve.rcrane4law.com/
ライフプランと30代,40代の転職 2008.09.03 Wed 23:07 [Edit]
  (名無し) [URL] #-
周辺機器を探すなら http://www.pigottop.com/100026/100057/
周辺機器 2008.10.05 Sun 12:37 [Edit]
  (名無し) [URL] #-
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パジャマ情報局 2008.11.17 Mon 23:17 [Edit]






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